今日の「中秋の名月」は正真正銘の満月
今日、9月29日は正真正銘の「中秋の名月」の日。
あなた、見ましたか?
18時58分が満月だって
撮影は19時過ぎてた
でも、いつも満月とは限らないって、ご存知でしたか?
「中秋の名月」とは、太陰太陽暦(注)の8月15日の夜に見える月のことを指します。
中秋の名月をめでる習慣は、平安時代に中国から伝わったと言われています。
日本では中秋の名月は農業の行事と結びつき、「芋名月」などとも呼ばれることもあります。
今年の中秋の名月は満月と同じ日ですが、実は、中秋の名月と満月の日付がずれることは、しばしば起こります(例えば、2024年は、中秋の名月が9月17日、満月が9月18日と日付がずれます)。
これは以下の理由のためです。
中秋の名月は太陰太陽暦の日付(新月からの日数)で決まるが、満月(望)は、太陽、地球、月の位置関係で決まる。
中秋の名月は、旧暦(太陰太陽暦)8月15日の夜に見える月のことを指します。
旧暦は新月が必ず月初めになり、約15日かけて満月を迎えたのち、また約15日かけて新月になるまでを1カ月と数えます。
しかし正確には、15日目に満月になるとは限らないのだそうです。
月の公転軌道が楕円形をしているため、新月から満月までの経過日数は13.9日~15.6日と大きく変化します。
そのため、必ずしも十五夜に満月が見られるとは限らないんだとか。
旧暦15日は月齢14.0を含む日で、月の満ち欠け周期の半分は約14.8日なので、平均的には満月が後になりやすいそうです。
以上の理由から、中秋の名月と満月の日付がずれる現象はめずらしくありません。
今年の9月29日の中秋の名月は、ちょうど満月でしたが「2024年は中秋の名月が9月17日、満月が9月18日」と日付がずれるとこと。
完全な満月=「中秋の名月」というわけではないんですね~。
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