再考、炭酸の力とは？

（ケラチンが抱え込む水分量が多くなる）

毛髪が保持する水分量が多くなるため、瑞々しい毛髪になる。

応力緩和（髪が元に戻ろうとする力）が弱まり、スタイリングしやすくなる。

（髪に必要な成分を髪の奥まで送り込む）

毛髪の内部まで髪に必要なケラチンタンパクや架橋材を送り込む。

そのため従来のトリートメントよりハリと腰が強くなり更なる美髪に。

（髪の本来のpHに戻す）

毛髪や肌の本来のpHと炭酸のpHはほぼ同一なので、塩結合（イオン結合）が強まり、本来

の毛髪の強度に戻す。

髪の表面（キューティクル）が整い、艶と感触がよくなる。

（ボーア効果による代謝促進）

炭酸の成分の二酸化炭素が血中に溶け込み、ヘモグロビンの抱える酸素を放出させることをボーア効果というが、これにより細胞へより多くの酸素を運ぶことができ、細胞の代謝が高まります。

炭酸は低温でも血行促進できるので、ぬるいお湯で心臓に負担をかけずに血行を促進させ、医療の現場でも療養泉として活用されています。

冬場のヒートショック対策にもいいですね！

言わずと知れた洗浄力ですが、これは大した特徴ではなく5番目ぐらい。

洗浄力については今更説明することがないくらいですが、これは主だった特徴ではありません。

お湯よりも落ちる程度ですが、大事なことは①から④です。

炭酸はマイクロバブルや水素水と混同されがちですが、全く使い所は違います。

炭酸の力をサロンで感じていただければ幸いです☺️

2022.01